台湾台北SIMフリー体験(2)

今月2回目の台湾に行く機会がありましたので

台湾台北simフリー体験で以前使っていた3GプリペイドSIMの台湾之星と台湾最大手の携帯通信会社中華電信が発行するの4GプリペイドSIMについて書きました。

今回は、台湾大哥大(Taiwan Mobile)の4G預付卡  4G LTE計日型無限上網+通話費を使ってみました。それぞれの特徴を下の表で比較してみました。

中華電信のSIMは日本語にも対応しており、たまに行く人には良いかもしれません。ただ、一番問題なのは、リチャージができず電話場号がキープできないことです。私みたいに良く行く人は台湾大哥大のほうが有り難いです。

台湾大哥大はネットからもクレジットでチャージができそうなので、もしネットでチャージ可能ならすごく便利です。

チャージの状況は次回台湾を訪問するときにレポートします。

台湾大哥大 中華電信
日本語対応 ×未対応 英語 ◎Webサイト、音声、メッセージ
Nano SIM
SIM期限 180日 プラン日数のみ
クレジットカード ×現金のみ
iPhoneアプリ 〇北京語繁体字 〇北京語繁体字
対応バンド  4G LTE 4G LTE
リチャージ ×

 

台湾台北SIMフリー体験

海外のプリペイドSIM経験はおよそ5年。
最初の購入は台湾でした。当時は3GでiPhoneに対応したプリペイドSIMは少なかった印象です。台北でSIMフリーのiPhone4SとプリペイドSIMを手に入れたのを懐かしく感じます。

それから長きにわたって威寳(VIBO)のプリペイドVIBO ONEカードを使ってきました。今では会社名が変わり、台湾之星(TAIWAN STAR)になりました。これまでずっと台湾之星の3Gのプリペイドカードを使ってきました。3Gと言っても通信速度が不満のない程度速く、別に問題はありませんが、前回お店で説明を受けたとき、今後日数単位の無制限プランはなくなる予定だとのことを言われていました。

そろそろ4Gにしてもいいかな〜と思い、2つのことにチャレンジしてみました。

◆◆◆ 台湾之星 (TAIWAN STAR) 3Gプリペイド期限切れチャージに挑戦 ◆◆◆

今回期限が切れるのを承知の上、EXPIREした後でもリチャージできるか確認するつもりで、リチャージせずに試してみました。
最終チャージ日は2015年9月22日、期限は2016年3月21日だったと思います。今回訪問は2016年4月6日です。期限から2週間ほど過ぎています。

空港についてプリペイドSIMを入れてみたところ、圏外。しばらく経っても圏外になってしまいサービスセンターに電話することもできませんでした。期限切れ後もしばらくはサービスセンターにつながるのかと淡い期待をしていましたが、残念でした。

今回ピックアップのサービスが頼んであったので、空港ではSIMカードを手に入れずそのまま市内へ行きました。ホテルに荷物を預け、ホテル周辺の携帯電話のお店を探すと、最大手の中華電信の長春路店が近くにありました。

◆◆◆ 中華電信 (Chunghwa Telecom) 4Gプリペイドカード購入 ◆◆◆

そこで、新しい4GのSIMを購入しようと中華電信の直営店である長春路店に行きました。
番号札の発券機のところで私が、「iPhone用のプリペイドSIMを買いたい」と英語で言ったところ、番号札を渡されました。
呼ばれた窓口で、再び「プリペイドSIMを買いたい」と言ったら、店員さんに「何日か?」と聞かれました。4泊5日の旅だったので5日と答えたら、

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このカードを持ってきてくれました。5日間のフリーインターネットと通話料50台湾元付きです。価格は300台湾元です。空港と同じですね。

そして、SIMを入れアクティベーション。特に設定とかは必要がなさそうです。

5397にダイヤルするとWi-Fiも利用ができるようになります。

 

良くこのプリペイドSIMを延命できるかとの話題がありますが、

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中の注意書きの4番目に、『SIM電話番号の有効期間内であればリチャージが可能ですが、有効期間の延長はできませんので、チャージ残高はSIM電話番号の有効期間内に使い切ってくださいますようお願いします。』と書いてあります。有効期間は、その一つ前のご利用開始(1回目の電話発信/SNS、データ通信行為)+5日間と書いてあります。

中華電信の良いところとしては、電話アナウンスやウェブサイトが日本語に対応しているところでしょう。この注意書きも日本語なのですごく分かり安いです。

台湾之星(VIBO ONE)の時と違うのは、リチャージできないこと、インターネットの期限が日数×24時間ではなく、開通日はおまけとした契約日数分だと言うこと。開設時間が早ければ実質1日余分に使えることになるのはお得な感じがします。

中華電信プリペイドウェブサイト
https://www.twgate.net/prepaidcard/index.html

通信料で得をする~SIMフリーWiFiルーター

以前紹介した格安SIMと共に使うSIMフリーWiFiルーターです。

一人で何台も端末を持つなら、テザリングよりWiFiルーターを使用した方がもっとお特になる場合があります。

複数持ちの場合ルーターにするメリット
1)それぞれの基本料がかからない
複数台持ちにすると、それぞれのSIMに基本料がかかってきます。纏めてもそんなに通信しないかたはルーターだと更にお得になることも。
じゃあ、その都度テザリングすれば・・・とお考えなら↓
2)テザリング利用より電池の持ちが良い
スマホをテザリングすると短時間で電池切れになります。スマホに較べWiFiルーターは電池の持ちが長くなっています。

そこで、簡単に手に入るSIMフリーのWiFiルーターを調べてみました。

多くのMVNOはdocomoの回線を使っていますのでdocomoのルーターがあれば、それでも動作すると思います。

◆◆◆ データ通信料で得をするSIMフリーWiFiルーター ◆◆◆

メーカー 機種名 通信方式(最大速度) 公称連続通信時間 SIM 実売価格(2015/8月) メモ
NEC Ateam MR04LN LTE(300M) 約12時間
(約24時間)
micro 25000円台〜 デュアルSIM
プラスワン・マーケティング FTW141A-aria LTE(100M) 約8時間 標準 17,000円台〜  
NETGEAR AirCard AC785 LTE(300M) 約10時間 micro 17,000円台〜  
Huawei Mobile WiFi E5377 LTE(100M) 約6時間 標準 17,000円台〜  
ZTE MF98N LTE(150M) 約14時間 16,000円台〜  

家族のスマホ対応ー格安SIMという選択(2)

家族のスマホ対応ー格安SIMという選択(1)では妻のスマホ導入段階のなれそめとして、通信会社の選択までを書きました。

それでは継ぎに電話機の準備です。日本で買うiPhoneは当然SIMフリーではありません。SIMロックがかかっており、購入したキャリア以外のSIMでは動作しません。これは海外のSIMを入れてもおなじです。そのため、海外に良く行く私は当時からSIMフリーiPhone 4Sを手に入れていました。

ちょっと脱線しますが、私のスマホ(iPhone)歴ついて書きます。
iPhone 3GSが出た当初でした、元々WindowsとZaurusやWindowsモバイル機なのでスケジュールや住所管理をしてきていました。たまたま運悪くPCなどの故障でスケジュールデータを失うことが続きました。そこで、iPhoneとMobile MeというAppleのクラウドサービスでデータを保管や同期をしたいと思い立ち、SoftBankでiPhone 3GSを契約しまいした。
そのため私のキャリアは元々SoftBankです。そしてiPhone 4Sがでた後機種変更していました。
4Sを使っているころ海外に行く機会が増えSIMフリーに興味を持ちました。当時7万円台だったでしょうか。台湾でSIMフリーのiPhone4Sを買ってきて、元々持っていたSoftBankのiPhone 4Sは壊してしまった知人に売りました。それ以来キャリアは変更せず、電話機はSIMフリーを使っています。

その後SIMフリーのiPhone 5Sを購入した後、SoftBankでiPhone 5Sに機種変更し、そして、新品のまま買い取り屋さんに売却しました。一括買い上げで6万円ぐらいしたでしょうか。新品の携帯電話は4〜5万で売れたと思います。そして、通話料の割引きで一括買い上げした費用を取り戻す感じです。なぜこんな面倒なことをするのかというと、そのままSIMを使っていても何も割引きがないのですが、通信料と機種変更代金の相殺があるので、2年経つと電話機の売却分だけ得をすることになります。

さて、本題に戻します。妻に自分が使っているSIMフリーiPhone 4Sを妻に渡してしまうと海外に行くときに困るので、当時最新だったiPhone 5のSIMフリーを新たに買って来ることにしました。

当初のSIMフリーiPhone 4Sは3G携帯なので、周波数の問題は少なく、台湾のiPhoneと日本のiPhoneの型番は一緒でした。ただ、LTE対応の関係でiPhone 5以降の機種は周波数の問題が非常にわかりにくくなり、台湾がどの機種なのかも特定できていなかったので、かなり不安でした。

実は、自分がSIMフリーiPhone 5を使い、妻にお古のSIMフリーiPhone 4Sを渡せばいいやぁと思っていました。一つのネックはSIMの形状です。iPhone 4SはMicro SIM、iPhon3 5以降はnano SIMです。iPhone 4S用のSIMはiPhone 5には使えません。ところがその計画は妻の「なんで私がお古使うの?」というごもっともな一言に見事撃沈し、それと同時にSIM変更の悩みは無用のものになりました。

気を取り直して、とりあえずiPhone 5用にAmazonの通販でIIJmioのnano SIMを買いました。今ほどではありませんが申込み手続も簡単でした。

最初に選んだのはデータ通信のみSMSもガラケーがあるので不要ということで、月額900円(税別)のみ。icloudやいろいろなセットアップを行い妻のスマホ生活が始まりました。

次に、娘が中学に進学したため、子ども用携帯電話からほぼ同金額の通信料でスマホにしました。その様子は次のブログに書きます。

家族のスマホ対応ー格安SIMという選択(1)

2015年5月よりSIMのアンロックが始まりました。
いままで日本では、携帯電話は端末とSIMを同じキャリアから調達するのが当たり前でした。
docomo、au、SoftBankという大手3社が有名ですね。Y!mobileも同様なキャリアです。

一方海外では電話機とSIMは別々に契約するのが結構当たり前でした。また、日本にも以前から日本通信、IIJmio、AEON、BIGLOBE、最近では楽天モバイルやDMM mobileといったMVNOと呼ばれる通信会社も多数存在しています。

いよいよ、日本にも本格的に電話機と通信会社を別々に契約する時代がやってきましたね。
ここをご覧になっている皆さんは、SIMフリー機と格安SIMにしたい方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私の家族では2年以上前からIIJmioを利用しています。その経験を踏まえて開設していきましょう。
まずは、妻がスマホを利用したいと言ったことから始まります。

当時妻が使っていたのはdocomoのガラケー(フィーチャーフォン)通話は家族が中心で数千円程度、パケットはメール程度で数千円つかっていました。そのまま、docomoでiPhoneなどスマホにすると、通信量が大幅にアップすることは間違いありません。

妻の要求に応えることは重要課題です。そこで、通信料をあげずに移行することを提案しました。

今でも年に何度か台湾に行っている私は、それ以前からSIMフリーのiPhone4Sを利用していました。台湾仕様です。

当時IIJmioの通信料は1GBの容量で月額900円(税別)でした。私の使い方では家と会社では無線LAN接続でしたが、出張が多い月でも1ヶ月の通信量はほぼ1GB以内で済んでいました。そこそこ使っている私でも1GBなら、ヘビーユーザーで無い妻なら十分足りるし、IIJmioはみおぽんというアプリで高速通信をOFFにすると容量のカウントがされません。速度が200kbpsに制限されますが、最初の75kByte分は制限されないそうなので、メールやWebサイトの閲覧だけなら、OFFにしておいても問題なさそうです。

妻には。携帯はパケット(メール)を使わないようにすること、電話は今まで通りガラケーを使うことを説明、スマホとガラケーの2台持ちに移行することにしました。