【警告】迷惑メールはドメインをチェック

最近の迷惑メールは悪質です。
ウィルス付きのメールなどから、ランサムウェアと呼ばれるウィルスに感染し、勝手にファイルを暗号化され、身代金を要求される事例も報告されています。身代金を払ったからと行って解決するとは限りません。

また、一人が感染すると自分だけでなく多くの人を巻き込むこともありますので、気を付けましょう。

現在私どものところに良く送られてくる迷惑メールは

1.宅配便・運送(郵便局・クロネコヤマト・DHLなど実在する大手を語っているものも多数)
2.業務内容(発注書・受注書など
3.個人的な注文(通販・駐車場・宿泊予約など)

が見受けられます。

★予防法は

1.システム・メールアプリバージョンを最新に保つ
2.添付ファイルを開かない
3.セキュリティーソフトを入れておく

★迷惑メールの見分け方

下記の5つのうちの一つでも該当する場合は、迷惑メールを疑ってください。

(1) メールアドレスが怪しい
(2) 添付ファイルが圧縮されている
(3) リンク先アドレスが、表示とリンク先で一致していない
(4) 自分(自社)の名前がない
(5) リンクアドレスに英数記号などの意味不明な羅列がある

です。

これからそれぞれについて理由を述べますので、

(1) メールアドレスが怪しい
1) メールアドレスのドメインが、フリーメールや、大手プロバイダーのもの、
そこそこの会社以上、ましてや大手であれば独自ドメインを取っていますので、

ドメインがわからないときはwhois サーバーからドメインの情報を確認しましょう
コマンドが使えない人は、下記のようなwhois情報を取得できるウェブサイトで確認できます。
お名前.comさん提供
https://www.onamae.com/domain/whois/
2) 受け取った人自身、受け取った人と同一ドメインのもの
身内なので本人やシステム管理者に確認しましょう

3) 心当たりがないアドレス
他の条件に当てはまるときは、心当たりがなければとりあえず無視しましょう。
本当に連絡が必要なら再度連絡が来るでしょう。

(2) 添付ファイルが圧縮されている
一般的にはファイル数が多いときや容量が大きなファイルでなければ圧縮ファイルでは送りません。
相手側が、解凍ソフトを入れていなかったり、厳しいセキュリティフィルターでは圧縮ファイルが消去されるなど、対応していないこともあるので、通常圧縮ファイルでは送りません。

(3) リンク先アドレスが、表示とリンク先で一致していない
リンク先と表示が異なるなど艤装する必要が考えられませんので、まず間違いなく問題です。

(4) 自分(自社)の名前がない
これは、結構重要です。こちらが何か申し込んだりしている婆は、相手がこちらの情報を知っているので、〇〇様など書いてこないのは、ほぼ迷惑メールだと考えられます。ただし、メールアドレスの@より前をそのまま利用する場合がありますので、メールアドレスがお名前と同じ方は注意が必要です。

(5) リンクアドレスに英数記号などの意味不明な羅列がある
送り先毎にコード設定をして、送ったどのアドレスからのアクセスかわかるようになります。この地雷を踏んだらまず間違いなく、迷惑メールの数が増えます。
私は、管理者をしているので、アクセスするサイトが安全か確認をしなければいけない場合があります。そういうときは、ドメインのみを抽出します(絶対に記号や、/以下の文字は省いてください、また、www以外のサブドメインなどもアクセスしないでください)。そしてアグスネットが提供している
https://www.aguse.jp
で安全かどうか確かめます。

以上のようなことに注意をして、迷惑メールの餌食にならないように気を付けましょう。

また、他人にメールを送るときは、冒頭に相手の名前を書き、自分の名前をしっかり名乗るようにしましょう。それ以外にも相手にメールを送るときは、通常と違うメールを送るときは理由なども添えるようにすると良いでしょうね。