東京のタクシー会社「ロイヤルリムジン」グループが約600人解雇とのこと。
テレビのインタビューに対し「売上が約1-2万に。」(※1)
元々名古屋と違って東京の売上は1日4万円以上有ると言われています。売上が半減以下になっています。タクシーは歩合が中心なので1日の賃金は20,000円ぐらいから5,000円-10,000円ぐらいになるという事です。
休業補償は日額の6割
休業補償は日額の6割負担が最低義務。
雇用調整助成金はあくまで負担額の助成
厚生労働省による(※2)と現時点では下記の保証内容。
(1)休業を実施した場合の休業手当または教育訓練を実施した場合の賃金相当額、出向を行った場合の出向元事業主の負担額に対する助成(率)
※対象労働者1人あたり8,330円が上限です。(令和2年3月1日現在)
つまり、休業で売上0にした挙げ句、1割は会社負担しなければならない。
タクシー会社としては解雇した方が持ち出しは少なく、また、従業員も失業給付の方が手取りが多くなる可能性が多いので理解は出来ます。
ただ、本来ならば再雇用の意思を示して解雇しても失業給付は受けられない可能性があります。でも、労働者保護を考えると保証するしかないのかもしれませんね。
情報ソース
- TBS系朝の情報番組 あさチャン! 関係者談
- 厚生労働省ウェブサイトから
- 読売新聞オンライン 2020/04/09 09:08